「声かけサポーター養成講座」を受講しました!
誰もが安心して暮らせる地域へ ── 私たちができる一歩から。
こんにちは。
浜松の印刷会社、第一印刷です!
先日、社員みんなで静岡県が行っている「声かけサポーター養成講座」を受講しました。
きっかけは、会社近くの遠州鉄道「さぎの宮駅」周辺で、白杖を持った視覚障がいのある方々を
よくお見かけすること。日頃から社員もこの駅を利用しており、「何か私たちにできることはないか」
と感じていたことが、最初の一歩でした。
その思いを静岡県議会議員・中沢公彦氏に相談したところ、静岡県のご担当窓口と繋いでくださり、
特定非営利活動法人 六星(ろくせい)様をご紹介いただきました。通常は定期開催されている
この講座を、今回は特別に当社のために出張講座という形でご対応いただき、学ぶ機会を得ることが
できました。
講師を務めてくださったのは、六星の代表理事・古橋様と、スタッフであり実際に視覚障がいをお持ちの
松下様。講座では、視覚障がいのある方への「正しい声かけ」や「適切な介助方法」について、
講義と実技を交えて丁寧にご指導いただきました。
古橋様からは、歩行訓練士としての専門的な視点で、介助が必要とされる背景や、声かけ時の注意点
などを具体的に教えて頂き、松下様からは日々の生活で感じる不安や喜び、そして“声をかけてもらえる
こと”のありがたさを、実体験をもとに語っていただきました。
「声をかけるって、こんなにも意味のあることだったのか」
参加した社員たちは皆、この一言に尽きるような、深く心に残る学びを得ました。
実習では、アイマスクと白杖を使い、視覚障がいのある方の立場を実際に体験。視界を閉ざすことで、
周囲の声かけや少しの配慮が、どれほど大きな安心感につながるかを実感しました。
ほんの一言の声かけが、相手の不安を和らげ、自分自身の意識も変えていく。
そんな「優しさの連鎖」が生まれるきっかけになることを学びました。
参加者の声
・「“目が見えない”ということが、どれほど日常の中で不便なのか、初めて実感しました」
・「これまで声をかけるのをためらっていたけれど、今日からは勇気を出して行動したい」
・「『お困りですか?』のたった一言が、相手にとってどれほど心強いかが分かりました」
地域に根ざす企業として、日々の業務だけでなく、こうした取り組みにも積極的に関わっていくことが、
より良い社会づくりの一助になると私たちは考えています。
この「声かけサポーター養成講座」は、企業・団体向けにも対応していただけます。私たちのように
「まずは知ることから始めたい」と思う会社や組織が広がっていくことで、誰もが安心して過ごせる
優しい地域社会が、少しずつ、でも着実に築かれていくことを願っています。
静岡県視覚障害者情報支援センター TEL:054-253-0228
特定非営利活動法人「六星」 TEL:053-489-5560
https://www.koekake-shizuoka.jp/
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